誤報対応・R型受信機(マスク)
こんにちわ。出来れば毎日、最低でも3日に1度は記事の更新を心掛けていますが、日々の業務に追われて書けないでいるこの頃です。
先日、某マンションの管理人さんより『火災受信機がブーブー鳴ってて仕事にならないよ!』との電話。
こちらの物件はR型受信機の設置されている物件なので、印字されている内容を見れば大体は内容が分かるのです!
一般的なP型受信機の場合、その場で感知器や機器交換する事で復旧出来ます。
しかしながらR型受信機の場合、便利な反面その場で機器交換する事が困難です。
その為、マスクと言う方法も用いて応急処置を行い、材料を用意してから後日対応する事が多いのです。
※今回の表示内容 *1012号室 火災中継器 無応答
お部屋ごとに中継器がアドレス(番号)を持っている様でしたら、その部屋ごとにマスクをする方法と。
それぞれの感知器ごとにアドレスを持っている様なら、その感知器をマスクをする方法があります。
※マスクとは受信機側での操作で、その感知器を認識させない様にする処置方法です。IMG_8011しかしながら、マスクをしてしまうと実際の火災でも認識出来ないので大変危険です。
今回は中継器の接触不良の可能性があり、結線し直して復旧出来たのでマスクはしませんでした。
R型受信機の場合、火災発生個所が明確に分かり易くとても便利です。
その反面、メンテナンス性は少々難が有ると感じます。
P型受信機もR型受信機にしても、どちらも一長一短あると考えさせられる対応でした。