非火災報対応
こんにちは。連日の夏日で気持ち良いですね。
急激に暑くなったり強風が吹いたり、はたまた台風など気圧変化が生じると、防災関係者は非火災報の連絡に怯えてしまうのです。
先日も某小学校の体育館で非火災報でベルが鳴った!との連絡を頂き現場帰りに調査へ伺いました。
体育館などは空気管式と言うタイプで施工されている所が多く、天井に細い銅管が張り巡らされているのです。
詳しくは施工予定があるので、その時に記事にしたいと思います。
本日は今回の非火災報の原因である感知器を見て下さい。
これは倉庫内の天井面に設置された差動式スポット型感知器、いわゆる熱感知器です。
円形の部分が熱を感知する感知部です。良く見るとうっすらと錆びた液体が滴り乾いたのが分かりますか。
実際に取り外して中を見るとこの状態です。
端子・ケーブルも錆びて取付ベースも汚れてしまっています。
こちらは感知器の裏側です。
感知器の中に溜まった水で導通を起こして信号を出してしまったのです。
雨が降った後などに起こる非火災報の場合、原因究明の参考にしてみて下さい。